東大院生プログラマの日常

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おすすめ勉強法(教科書の読み方)

本日はおすすめの勉強法(教科書の読み方)について書いていきます.

予習・復習どちらの勉強に対しても,教科書を読むという事はとても重要です.
特に数学ではわからないことがある場合には是非教科書を読んでください.

しかし,自分で読もうとしてもすぐにわからなくなってしまい,諦めてしまったという経験をした方も多いことでしょう.

そこで,おすすめの読み方を伝えようと思います.

まずは,どこでもいいので自分の勉強したい単元の章を決め,その章の始めから読み始めてください.

始めは簡単なところから始まるのですらすらと読めるのではないかと思います.
ですが途中からすこしずつ怪しくなってきて,わからなくなって来てしまうのではないでしょうか?

わからない,と感じたら,「完璧に理解できる」と思える場所まで戻ってください.
もし自信がなければ,章の始めからに戻ってください.

もう一度読み始めると最初に読んだよりは理解が深まっているはずです.
そうすると,先程は「わからない」と思った点のうちいくつかはわかるようになっているのではないですか?

そしてまたわからないと感じたら「完璧に理解できる」場所まで戻って読み始めてください.
このサイクルを何回も繰り返していくことで,確実に理解は深まっていき読めるページは増えていきます.

このサイクルは1日で何回も繰り返してもいいですし,毎日1ループずつ行なっても構いません. ただし前回の内容を忘れてしまうほどは間隔を開けないでください.

数学には新しい概念(ベクトル,行列など)がたくさん登場します.
ですが,聞きなれない概念というのは理解することは難しいものです.
しかし,先程のサイクルによって,何度も概念の定義であったり仕組みであったりを読むことで,少しずつ聞きなれてきて違和感なく理解できるようになるのです.

今日のポイント

わからなくなったら「完璧に理解できる」場所まで戻る

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